かわぐちかいじ作のコミック『空母いぶき』が5月24日に映画公開。
航空自衛隊艦長(出演:西島秀俊)と海上自衛隊艦長(出演:佐々木蔵之介)がタッグを組み、映画オリジナルのネットニュース記者(出演:本田翼)を強引に追加し、国籍不明の軍事勢力に立ち向かいます。
こうしてツッコミどころ満載な作品に仕上がっているわけですが、
ロケ撮影は実物の軍艦で?、エキストラの招集内容は?
と、戦場モノなだけについつい緊迫した現場を想像しがちです。
では、実際の撮影はどのような感じで行われたのかを確認していきます。
空母いぶきのロケ地は?
空母いぶきのモデルとなったのは、海上自衛隊の護衛艦”いずも”。
艦内の戦闘指揮所にはサーモグラフィーの計器が沢山映ってましたね。
本格的な内装や装置がぎっしりなことから、実物のいずもにてロケを敢行!
・・と思いきや、撮影が行われたのは東京都内の東映撮影所でした。
引用:https://storage.mantan-web.jp/
何やら宇宙戦艦ヤ○トを彷彿とさせる装置があります。
タッチすると巨大エネルギーを放ちそうな画面です。
宇宙戦艦かな??
>>rt#空母いぶき #実写化 pic.twitter.com/718iaC80r1— きりさめ (@js_kirisame) November 9, 2018
今回の敵は日本の最南端に領海侵入してくる軍事勢力。
スタジオセットの中には東アジア連邦と、意味深に表示されている計器も。
映画『空母いぶき』公式サイトのこの画像、敵国“東アジア連邦”の工作員かな? pic.twitter.com/qxdAWXeBvw
— みりた (@kalassh68) March 24, 2019
こうして艦内のロケは都内だったわけですが、それ以外では茨城県つくば市(つくば国際会議場で首相官邸危機管理センター)、長野県諏訪市、静岡県熱海市でもロケが行われています。
ちなみに一番の見所、海上での爆破や迎撃シーンはCG処理された映像になります。
なので海外や洋上でのロケは一切行われていません。
エキストラ招集は?
軍事衝突を扱った映画ということもあり、招集という形で自衛隊員の出演はあったのでしょうか?
確かに本物の自衛隊員だとリアリティが増しますからね。
空母いぶきの自衛隊員のエキストラは本職使えばええやろ
— gtf (@bawjdkdjdidj) March 7, 2018
このようなツイートもあることから、自衛隊員が映画に紛れ込んでいてもおかしくありません。
でも実態はこのような形で一般公募が行われていました。
2018年3月10日~4月30日、11月25日~1月末頃
■募集対象/役柄老若男女(年齢・性別問わず)
パーティー会場の客役、オフィスで働く会社員役、街なかの通行人役 自衛隊員役、ほか
募集要項には自衛隊員役とありますから、映画に登場していたのは一般の方々みたいです。
本職だとやはり公務員の副業規定や守秘義務に引っかかるので、そこは難しかったのだと思われます。
映画ではエキストラの方々による演技にも注目したいところです。
まとめ
空母いぶきのロケ地が判明しましたが、全て陸地ばかりなのは少し拍子抜けでした。
一方、エキストラは西島秀俊さんに会えた、自衛隊員を演じる事が出来て嬉しいと好評だったようです。
それはさておき、空母いぶきはリアル首相官邸が大変注目しているのだとか。
予告動画にある自衛官達の熱い駆け引き、護衛艦”いぶき”の派手な攻撃等々、
こうした演出はもしかすると忖度によるところが大きいのかもしれませんね。
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