映画「居眠り磐音」が5月17日に公開。
主人公・磐音を演じるのは松坂桃李さんです。
時代劇の主演が初挑戦とのことですが、とてもかっこいいですよね。
バラエティでも度々京都を訪れる等、演技の幅を広げようとする意気込みを感じさせてくれます。
その一環として、今回はうなぎさばきに果敢に挑戦。
映画における磐音のうなぎさばきについてまとめてみました。
うなぎをさばきまくる!
居眠り磐音の予告編が公開されています。
いきなりうなぎをさばくシーンが出てきますが、桃李さんは「なかなか板についてるじゃねーか」と言われるほど手慣れた演技を披露。
確かに手をしっかりまな板に付けて上手くさばいてるのが確認できましたね。
それもそのはず、桃李さんは京都調理師専門学校で講師からさばき方の指導を受けながらここまで上達したのです。
費やしたうなぎの数はなんと100匹!
その集大成が作品として収められているわけですが、同時に100匹のうなぎが犠牲の上に成り立っていると思うと感慨深いシーンでもありますね。
最後に気になるが100匹のうなぎ。
かつて”陽炎の辻”で山本耕史さんはうなぎをさばく指導を受け、撮影後に職人さんが再調理しスタッフのお弁当になっていました。
今回桃李さんが練習に使用したうなぎも、スタッフがおいしく頂いたものだと思われます。
うなぎをさばくのは難しい?
桃李さんは映画でササッとうなぎをさばいていました。
見ただけだと簡単そうに見えますが、やはり難しく串打ち3年、割き8年、焼き一生と言われる世界。
お手本としてプロのさばき方をみてみましょう。
一匹さばくのに30秒足らずで、しかも血が飛んでいないから驚きです。
道具ですが、地域によって種類が異なります。
こんなに違いがあるなんて知っていましたか?
引用:http://www.noboritei.co.jp/
今の時代、寿司職人になるのに以前ほど年月をかける必要は無くなりましたが、うなぎの場合そうはいきません。
経験者によるとうなぎによる個体差、焼き加減、さばく技能次第で毎回味が変わるそうです。
味や食感が美味しくなったり不味くなったりと差が激しく、理想の形は格言通り厳しい年月を要するのがわかります。
うなぎを食べる際、サクサク歯ごたえあって美味しいと実感したなら、それは職人さんのおかげだということを忘れないようにしたい。
まとめ
桃李さんは殺陣とうなぎをさばく習得に約1ヶ月半を要し、「心が折れるほど難しかった」と心境を吐露しています。
短い期間とはいえ、さばきっぷりもそれなりにサマになってましたね。
この猛特訓が功を奏し、うなぎのぼりな人気作となるのでしょうか。
時代劇初主演もあってか、目が離せない映画になりそうです。
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