ジョーカーの分身がこんなに存在していた!?
そんな目を疑う事実があるということで、【その1】からの続きです。
その数はなんと10種類以上。
【その2】では数ある中から残りの5種類を惜しみなく紹介します。
中にはえぇ~あのバットマンが?、なんて悪夢のコラボを果たしたジョーカーも。
今日からあなたもジョーカーが好きでたまらなくなるに違いありません!
ジョーカー10変化 その2
後半のジョーカーは、より凶暴かつ凶悪になり鬼畜度もアップ。
そんなオリジナルを上回ってもおかしくない5種類です。
◆シネストロ・ジョーカー(Sinestro Joker)
不評に終わった映画・グリーンランタン(2011年公開)では、やけに顔が長く顔色の悪い”シネストロ”というヴィランが出ていました。
彼はこの映画の主人公・ハル・ジョーダンの宿敵であり、シネストロ・コァの創設者でもあります。
こちらはDCコミックス ”Batman:In Darkest Night”から。
シネストロは小悪党 ”ジョー・チル”の心を吸収し、ジョーカーとしての性質が表れ始めます。
その瞬間からシネストロは激変し、バットマンを執拗に追いつめました。
◆エンペラー・ジョーカー(Emperor Joker)
エンペラー・ジョーカーは”Mr.ミクシィズピトルク(Mr Mxyzptlk)”からとてつもない力を盗み、神に近い存在となりました。
※Mr.ミクシィズピトルク:第五次元からやって来た超次元の小鬼。
そして自身を”エンペラー・ジョーカー”と名乗り、無限の力を手に入れます。
まるで海賊王の漫画に出てきそうなジョーカーですね。
その能力はエンペラーに相応しく、ワープ・時間・分子・宇宙エネルギーの各操作、飛行、テレポーテーションと至れり尽くせり。
来る日も来る日もバットマンを倒すことばかり考えているようで、
その憎悪のエネルギーは留まることを知らない。
◆笑うバットマン(The Batman Who Laughs)
ダークに満ちた世界・アース22からやってきた ”笑うバットマン”。
このジョーカー側に堕ちたバットマンは、かなりグロテスクです。
「グルルルルル」と唸り声が、「ゴゴゴゴゴ」と擬音が聞こえそうなほど不気味な変わりように・・。
その風貌からはダークナイトとしてのずる賢さ、強さといったものを一気に体現したかのようです。
そして身も凍るようなしもべのロビン達を引き連れ地獄以上の恐怖へと誘う!
◆マーサ・ウェイン(Martha Kane as Joker)
バットマン(本名:ブルース・ウェイン)の母であるマーサ・ウェイン。
本来のあらすじだとマーサは強盗 ”ジョー・チル”に撃ち殺されるのですが、
別のタイムラインでは逆にブルースが犠牲となりました。
そのあまりのショックからか、ジョーカーのように自らの頬を切り強引に笑みを作ります。
そして数カ月後、ジョーを追いつめハンマーで殺害。
やがて次々と犯罪に手を染めていくのですが、同時にブルースを蘇らせる歴史の書き換え方法が見つかります。
不幸にもマーサはブルースの敵とみなされてしまい、精神的ショックで崖から身を投げてしまいました。
あまりにも残酷で悲しいストーリーですね。
◆ヴァンパイア卿(Lord of the Vampires)
DCコミックス ”Batman:Bloodstorm”はドラキュラの世界観を描いた作品で、ゴッサムシティは吸血鬼の群れが出没し始めます。
バットマンは何とか撃退しますが、そのうち数匹を逃してしまいます。
そこへジョーカーが表れ、ドラキュラ達を服従させることに成功したのです。
ジョーカーの策略でバットマンも吸血鬼にされてしまい、もはや手のつけられない状態に。
バットマンを絶体絶命の危機に陥れたということで、あらゆるタイプの中でも最悪なジョーカーといえるでしょう。
まとめ
マルチバースの世界から派生した10体のジョーカーは実に多彩でした。
それだけジョーカーが人気者だということを改めて思い知らされます。
いつしか ”ジョーカー・バース”なんて映画が作られることを待ちたいものですね。
※ジョーカー10変化【その1】はコチラ
コメント
北九州市漫画ミュージアムに日本語版アメコミ「スーパーマン・イヤーワン」「スーパーマン・エンペラージョーカー」を寄贈しました。すごいだろう?スーパーマン、バットマン、スパイダーマンといえば、アメリカを代表するアメコミ三大ヒーローということで、僕はバットマンとスパイダーマンのクロスオーバーの日本語版を読みたいのですが、なかなかでてくれません。出してほしいです・・・・・・・