ジョーカーが複数存在するって本当?
普段から映画のジョーカーを見慣れていると、そんな疑問すら湧いてこないはず。
しかし、想像以上にジョーカーは様々な世界に潜んでいるのです。
その数はなんと10種類。
・・いや、もっといます!
そんなバラエティーに富んだジョーカーから5種類を取り上げてみました。
こんなジョーカーがるの?という驚きと発見があることでしょう。
ジョーカー10変化 その1
ジョーカーの派生版ということで、マルチバースの世界から生み出されました。
今回はその中から5種類を紹介。
◆ディック・グレイソン・ジョーカー(Dick Grayson Joker)
バットマンの相棒・ロビン。
その本名はディック・グレイソンで、バットファミリー活躍の後、”ナイトウィング”というヒーローとして独立します。
身長177センチ、体重79キロでマーシャルアーツが得意。
かなりのイケメンですね。
そんなグレイソンの新たな試みとして、コミック “バットマン: ダークナイト・ストライクス・アゲイン(Batman:The Dark Knight Strikes Again)”ではジョーカーとしてデビュー。
見た目は恐ろしく残忍な性格の持ち主で、バットマンを愚弄し続けます。
最終的に彼はバットマンとの激闘の末、倒されてしまいました。
◆ハイエナ(The Hyena)
マーベルとDCコミックスのクロスオーバーコミック、”アマルガム”に出現。
通称ハイエナで本名はクリード・ハーレークイーン。
セイバートゥースとジョーカーを掛け合わせたヴィランで、
打倒”ダーククロー(バットマンとウルヴァリンの混合)”に向けて執念を燃やし続ける。
◆笑う男(The Laughing Man)
DCコミックス ”バットマン:ノスフェラトゥ(Batman: Nosferatu)”。
※Nosferatuはルーマニア語で「吸血鬼」という意味の古語
ドイツ表現主義(第一次世界大戦前後の芸術運動)に基づく内容で、
スーパーマンに次いでバットマン、そしてワンダーウーマンへと続く3部作の内、第2部に該当します。
コミックに出てくるジョーカーは、ジェレマイア・アーカム博士の手によって誕生しました。
人と機械を融合させたプロトタイプ型のサイボーグで、性格はサイコパスのうえ残忍。
1928年のサイレント映画、”笑う男(The Man Who Laughs)”を参考に作られたそうで、
出演していた俳優のコンラート・ファイトはジョーカーのモデルでもあります。
◆キングコブラジョーカー(King Cobra Joker)
動物界にもジョーカーが存在していました。
その見た目はキングコブラが紫のスーツを着ているという変な格好です。
バットマンとミュータントタートルズ(TMNT)のクロスオーバー作品に登場。
TMNTの世界で突然変異によって生まれたジョーカーですが、
マイナーなためこれから先は出てこないとみていいでしょう。
◆ビアンカ・スティープルチェイス(Bianca Steeplechase)
スティープルチェイスはハーレークイーンに魅了されたギャングのカリスマ的リーダー。
冷酷な女性ジョーカーとして知られている反面、シンガーとしての顔を持つ。
彼女は女の色気を使い、ウブな男性や才能に溢れた男を手玉に取るのが得意。
また、隠し武器として自身の爪や口紅に毒を盛っている。
実際に毒の口づけでロビンを殺害する等、まさに魔性のジョーカーといえるでしょう。
まとめ
ジョーカー10種類のうちの5つを見てきました。
いくら派生とはいえ、本家に劣らず顔付きや性格のキツイさが目に付きました。
各作品ごとに独自の物語があり、時にはコラボしたりと多種多様ですが、何れのジョーカーとも出会いたくないものですね。
※ジョーカー10変化【その2】はコチラ
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