俳優の松坂桃李さんが時代劇初出演の「居眠り磐音(いわね)」。
桃李さん演じる磐音は江戸勤番の後、九州・豊後に戻ります。
しかし悲劇を体験し再び江戸へと戻り、今度は浪人をすることになってしまいました。
昼間はうなぎ割きを、夜は両替商の用心棒という2足のわらじを履きながらの生活。
そこから磐音はあらぬ事態へと巻き込まれてくことに・・。
そんな時代背景に相応しく、2018年3月~4月にかけ大分県と京都の太秦松竹撮影所でロケが行われたもよう。
ここでは大分県のロケ地についてお知らせします。
大分のロケ地はココ
磐音が九州・豊後に帰ったということで、ロケ地も期待を裏切りません。
豊後は大分県になる前の旧称にあたり、ロケが行われたのは杵築市(きつき)中心部の城下町。
一帯は武家屋敷が多く、着物が本当によく似合う町並みなのです。
磐音の実家には大原邸が選ばれました。
大原邸は565坪の敷地を有する上級武士の屋敷。
趣のある藁葺き屋根の家屋、回遊式庭園で構成され、杵築藩城下町では最大の規模を誇る。
磐音の住処としては申し分ない実家設定ですよね。
その大原邸から約100m離れた磯矢邸でも撮影が行われています。
加藤与五右衛門が文化13年(1816)に建てた休息所で、その後大正5年に磯矢氏が買い取った事でこの名前になりました。
茶室を有し、いけばな交流が行われていることから、ロケでもそのような撮影があったのだと思われます。
大原邸の直ぐ隣にある、酢屋の坂でもロケが行われました。
一直線に延びる石畳が印象的で、坂を下った所に酢屋があったことからこの名前が付きました。
居眠り磐音だけでなく、過去様々な作品においてロケ地として使用された有名な坂でもあります。
映画では遠くから見た杵築城が映ってましたね。
こちらは杵築城展望台からの眺め。
展望台は酢屋の坂を下り、志保屋の坂を上がった先にある城下町資料館のすぐそばにあります。
所要時間は約5分の場所。
まとめ
以上、居眠り磐音の大分ロケ地をご紹介しました。
原作と同じく大分ということで、世界観を損なわない内容となっていますね。
尚、杵築市はこの作品をきっかけとして観光誘致に力を入れているとのこと。
松坂桃李さんの人気も手伝って、杵築が磐音の町として知名度が高まるのか注目ですね。
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