スパイダーマンの新作、”ファーフロムホーム”が6月28日に日本で世界最速で公開されます。
美しいCG、スパイダーマンの派手なアクションシーンと盛り上がる要素たっぷりの内容。
そしてもう1つ、忘れてはならないのが主題歌です。
ただ、主題歌とはいっても今回紹介するのは本国アメリカ版について。
トレーラー動画ではバンドの歌とイントロが挿入されていますが、一体どんな曲なのでしょうか。
主題歌の洋楽とイントロ
アメリカ本国のトレーラー動画ではノリのいいハイテンションの曲が鳴り響いていました。
その主題歌を歌っていたのはパンクバンドの『ラモーンズ』。
ファーフロムホームで使用されていた楽曲は「I Wanna Be Sedated」。
コミックではパンク姿のスパイダーマンが演奏するシーンがありました。
そんな縁もあってラモーンズが選ばれたようです。
ラモーンズは1974年にアメリカ・ニューヨークで結成されたパンクロックバンド(1996年に解散)。
”ローリング・ストーン誌の最も偉大な100組のアーティスト”の第26位に選ばれる等、パンク界のレジェンド的存在となりました。
革ジャンにボロボロのジーンズ、こうしたファッション性も話題になり、国内外でインスパイアされたアーティストは数多い。
「I wanna be sedated」はざっくりいうと、”俺は落ち着きたいんだよ!”という意味。
ニック・フューリーに振り回されるピーターの心境を代弁しているかのようで、映画にピッタリの主題歌ですね。
こちらの曲は1978年9月22日発売、4枚目のアルバム『ROAD TO RUIN』に収録されています。
イントロ曲は壮大な世界の幕開けを予感させるかのように、スパイダーマンの世界観に合わせた仕上がり。
音楽を担当しているのは『L’orchestra Cinematique』という音楽グループ。
映画のイントロを中心にオーケストラ調の楽曲を数多く提供しています。
まとめ
ラモーンズはアメリカのバンドでありながら、イギリスで人気に火がつきました。
ファーフロムホームのニューヨークからロンドンへ旅立つ流れからして、主題歌としてもピッタリです。
聴いてみると非常に爽快な気分にさせてくれますし、デビューから半世紀近く経つにも関わらず、色褪せないオーラが伝わってきます。
かつてスパイダーマンのテーマ曲をカバーしていたこともあり、これからの新作でも起用されるかもしれませんね。
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