「スパイダーバース」はスパイダーマンのスピンオフとして誕生しました。
今回はアニメの利点を活かし、自由度も高く沢山のキャラが動き回るのが特徴。
スパイダーマンだけでも、ピーター・パーカー、マイルス・モラレス、グウェン・ステイシーという3タイプが登場します。
中でも注目を浴びているのが、女性スパイダーマンの『グウェン・ステイシー』。
白のフードを被り、ピンクな蜘蛛柄の裏地、そしてプロポーション抜群の姿から、カワイイとあちこちで好評のよう。
そんなグウェン・ステイシーは、どのようにしてマーベル作品に参加するようになったのでしょうか。
まずはグウェンについてです。
グウェンってどんな女の子?
グウェン・ステイシーは大学に通う女の子。
引用:https://am24.akamaized.net/
見た目からして気の強そうなオーラを放っているのがわかります。
そして、ユニークなのが髪型。
実はこれ、もう一人のスパイダーマン、マイルズ・モラレスとのふざけあいによって出来たもの。
マイルズの手がグウェンの髪にピタリと貼り付いてしまい、最後はやむなく病院で刈り取ってもらったことであの髪型になっています。
その結果、まるでロックな女の子にイメチェンしたわけです。
が、実は以前からメリージェーンという名のバンドを組んでいて、ドラムを担当していました。
髪型がどうこうより、中身もロックなハートを持った女の子だといえます。
グウェンのデビュー作は?
では、グウェンがデビューしたのはどんな感じだったのかというと、
それは1965年12月10日発刊のコミック、”アメージング・スパイダーマン#31”にあります。
コミックのグウェンも大学生で、ピーター・パーカーと同じ学校に通っていました。
この時、グウェンはピーターに声をかけましたが、彼のそっけない態度で怒り気味に・・・。
一方でダンスに夢中になる等、弾けていた生活を送っていました。
引用:https://cdn.superaficionados.com/
では、スパイダー姿になったきっかけは何かというと、放射線を浴びた蜘蛛に噛まれたことによります。
そこから計り知れない力を手に入れ、悪と戦うことになります。
因みにチャームポイントにもなっているユニフォームはワスプから贈られたもの。
ファッション性においても人気が高く、リアルな私達の世界でもこの様な形で再現化されてるんですね。
スパイダーマンとの関連は?
やがてはグエンとピーターは恋人関係になります。
ところが悲劇は突然訪れ、グウェンは帰らぬ人となってしまうのです。
こちらは1973年6月発刊のコミック”アメージング・スパイダーマン#121,#122”から。
グウェンは敵のグリーンゴブリンによって、ジョージ・ワシントン・ブリッジから投げ捨てられてしまいます。
スパイダーマンは何とか助けようとキャッチしたものの、グウェンは亡くなってしまいました。
グリーンゴブリンを撃破した後、スパイダーマンはグウェンを抱きかかえながら悲しみに打ちひしがれることに・・・。
こうしてみると、バッドエンドなのは何だか後味が悪いものですね。
しかしながら、アナザーストーリーが存在します。
その中ではグウェンとピーターは結婚していたのです。
こちらは”アメージング・スパイダーマン Annual Vol 1 #21”(1987年9月発刊)の表紙。
引用:https://upload.wikimedia.org/
グウェンが初登場から22年の恋を実らせた結果、お互い溢れんばかりの幸せな表情です。
コミックでは、二人の絆が強く結ばれていく劇的な結婚シーンが描かれていました。
そう、それはまるで蜘蛛の糸をたぐり寄せるように・・・。
引用:https://static.comicvine.com/
こうしてグウェンは息子を授かることになりました。
急遽グッドエンディングが設けられたのは、グウェンファンに向けてのサービスといったところでしょうか。
まとめ
コミックにあるグウェンは映画と大違いでしたね。
なので映画とコミックのストーリー展開は別物ということを意識しておきたいところ。
グウェンを知っていても、知らなくても映画は1から楽しめることになります。
それに今回の主役はマイルズ。
グウェンと彼はどうなっていくのか先が読めないだけに、映画公開が待ち遠しいですね。
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