バットとハンマーをブンブン振り回すかなりヤバメな女の子・ハーレイクイン。
今やDC界の看板悪女？としてバットマンよりも人気の高いアイドルへと成長しました。
スーサイド・スクワッドではジョーカーの恋人として一気に注目されましたが、彼女がどうして生まれたのか知らないはず。
ここではハーレイクインの元ネタとなった原点について紹介します！
ハーレイクインの元ネタは？
まるで漫画の中から飛び出してきた不良少女のようなハーレイクイン。
いや、バット片手に睨みつけるその姿は少女どころか女王様のような風格さえあります。
プロフィール
- 本名：ハーリーン・フランシス・クインゼル（Harleen Frances Quinzel）
- 誕生日：不明
- 年齢：推定27才
- 職業：精神科医 / プロ犯罪者
- 最終学歴：ゴッサム大学精神医学博士課程修了
- 国籍：アメリカ
- 身長：約170cm
- 体重：64Kg
ということは見た目からして、ヤンキー系漫画や何処かの国の女王様が元ネタなのでしょうか？
いいえ、実際は全然違いました。
その真相はハーレイクイン初デビュー時の服装にあります。
それは1992年放送のTVアニメ「バットマン」で、ドミノマスクを付けた道化師として登場。
ジャレッド・レト版ジョーカーで共演していた姿とは全然違いますね。
ここからハーレイクインが世に出たわけですが、元ネタのモデルは同じ道化師だったのです。
この映像は今もNBCで放送中のソープ・オペラ（昼ドラ）、”Days of Our Lives”という番組内の1シーン。
”カライオピー・ジョーンズ”（演：アーリーン・ソーキン）というキャラが道化師に扮していた時の様子で、ハーレイクインのモデルとなりました。
ちなみにアーリーン・ソーキンはアニメ版でハーレイクインの声優を担当しています。
ということで、不良漫画や名前のハーレイ”クイン”にあるような女王様が元ネタではなかったわけです。
そんなハーレイクインはアニメに留まらず、コミックにも進出するようになります。
こちらはハーレイクインが初登場したコミック、The Batman Adventures #12 (1993発刊)。
（左：ハーレイクイン、右：ポイズン・アイビー）
このように木製バットをいきなり振りかざし、バットガールを奇襲攻撃！
ジョーカーにも負けない絵に描いたような悪ぶりは、現在のハーレイクインへ脈々と引き継がれているわけですね。
2011年頃までは道化師姿で、次第にスーサイド・スクワッドにあるような不良娘へと姿が変わっていくことになりました。
まとめ
ハーレイクインの元ネタが昼ドラの道化師だったわけですが、
スーサイド・スクワッドを見慣れているなら想像すらできなかったことでしょう。
ハーレイクインはお調子者の道化師を凶暴化した女の子ということで、
あの性格や派手な行動が出来上がっていることになりますね。
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