ハーレイクインが病気なのはご存知でしょうか。
うーん、そういえばちょっと顔色が悪いような・・・?
あっ、そう思いましたか?
でも外見ではなく、内部的な要因からくる病気持ちだったのです。
あぁ、ツンデレとかヤンデレとかいうやつ?
そう、しかもそれが結構特殊な病気で、今のハーレイクインを形作っています。
その病気になったきっかけもあり、何が彼女を変えたのでしょうか。
今回はその辺りをまとめてみました。
ハーレイクインの病気とは?
という問いに対して率直に言ってしまうと、それはズバリ
ハイブリストフィリア
という聞き慣れない精神的な病気にかかっているのです。
これはどういう事なのかというと、
犯罪者の行動や言葉に惹かれていき、自分も同じ様になってしまう犯罪性愛というものです。
ハイブリストフィリア(hybristophilia)
不法行為愛好。犯罪者に対して興奮する性的倒錯。犯罪行為や違法行為への性的嗜好。ハーラパークソフィリアなど、犯罪行為に絡む性的嗜好が混在する。総じて、違法行為と性的倒錯は密接に関わる事が比較的多い。
なので、恋人ジョーカーを真似したような格好や悪さをするのは当然のことです。
このハイブリストフィリアは、遥か昔に実在した”ボニーとクライド”が始まりだといわれています。
銀行強盗カップルとしてカリスマ化した存在になってますね。
ボニーとクライド
ボニーとクライド(Bonnie and Clyde)は、1930年代前半にアメリカ中西部で銀行強盗や殺人を繰り返した、ボニー・パーカー(Bonnie Parker、1910年10月1日 – 1934年5月23日)とクライド・バロウ(Clyde Barrow、1909年3月24日 – 1934年5月23日)からなるカップルである。
ボニーとクライドをモデルにした作品が数多く発表され、スーサイド・スクワッドも影響を受けているものと思われます。
最近だと世間をお騒がせしたあおり運転の事件もそうで、ボニーとクライド型の典型的なカップルといえます。(影響を受けていたかどうかは不明ですが)
では、ハーレイクインがジョーカーに惹かれるようになった原因は何なのでしょうか。
病気になった原因は何なの?
それはハーレイクインが女医をしていた時にさかのぼります。
彼女は精神科医で、今の姿とは想像もつかないほど真面目でインテリですね。
彼女はセラピストとしてジョーカーの心理カウンセリングを始めることに。
その過程でジョーカーは突如、幼い頃に父親から虐待されていたことや、バットマンに酷い目に遭わされていた当時の出来事をジョークを交え語り始めます。
そんなジョーカーの可哀想な心境に感情移入してしまうことになるのです。
さらにジョーカーは「人生でやりたいことは人々を笑わせるだけだ」と言葉を重ね、ハーレイクインは突如弾けたように笑ってしまいました。
彼女はカウンセリングの前に、ジョーカーのどんな言葉のトリックや態度にも動じないよう意識していたのですが、見事に打ち砕かれてしまったのです。
最終的にハーレイクインはジョーカーに完全にのめり込み、派手な格好で犯罪が大好きなハーレイクインへと変わっていきました。
まとめ
ハーレイクインの病名や、何故今の姿があるのかを簡単にまとめてみました。
こうして精神科医の彼女があっさりとジョーカーに傾倒していったわけですから、彼のカリスマ性はやはり偉大です。
昨今のジョーカーのヒットといい、ダークヒーローの台頭はとても目覚ましいものがあります。
それだけ、世の人々は悪の存在に惚れているのがよく分かります。
とはいえ、あまりにハマりすぎてハイブリストフィリアになってしまうと、取り返しのつかない人生になってしまうのでご注意を!
ハーレイクインの存在は、こういう病気があるんだと身近に感じられるいい機会といえそうですね。
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