映画版『億男』には”あきら”という港区女子が登場しています。
メインキャストが発表されていますが、”あきら”だけは映画だけのオリジナルキャラという扱い。
他のキャラ名は漢数字なのに”あきら”というひらがなで、数字も入っていないのはかなり異質な存在です。
それに池田エライザさんが演じていることもあり、美貌でミステリアスなイメージがなお、”あきら”を神秘的なものにしています。
そこでこの”あきら”という名前はどこから来ているのか考察してみました。
あきら以外の名前はみんな数字
もうお気づきかもしれませんが、”あきら”以外の登場人物は皆数字が入っています。
確認ということで、一番数字の小さい人物から並べてみました。
一男 (佐藤健)
十和子 (沢尻エリカ)
九十九 (高橋一生)
百瀬 (北村一輝)
千住 (藤原竜也)
万左子 (黒木華)
一男の娘・大倉まどかについてですが、”まどか”は漢字の円からきており、こちらもお金にちなんだ名前です。
覚えやすくどこまでも『億男』の世界観を追求しているのは、作者の拘りが感じられるところですね。
あきらの名前はどこからきてる?
それでは、”あきら”についてはどうでしょうか。
これに関しては正確な事実は無いのですが、こうだろうという推測をしてみました。
”あきら”とひらがな表記にはなっていますが、実は女の子の名前として普通にあります。
また、当てはまる漢字もあるのです。
その該当する3候補を選んでみることにしました。
これ全部1文字で”あきら”と読めるんです。
1.光
よく漫画等でお金が光る場面があるように、『億男』でも違和感なしです。
また、キラキラした場所で踊っていたりしてましたから光はアリです。
女の子の名前としても使われることがあります。
2. 礼
こちらは少々強引ですが、紙幣の「札」に近いということで・・。
一文字だけで”あきら”と読め、作法の意味合いが込められています。
こちらも女の子の名前としても使われています。
3. 映
映画ということでこちらもかなり当てはまります。
映画版だけのオリジナルキャラだし、女の子の名前にもありますからこの漢字もいいですね。
1~3を挙げましたが、どれであってもいいような気がします。
謎の女性ということで、逆に漢字を無理に当てはめないのがいいかもしれません。
まとめ
先程のまどかと同じ様に、ひらがなであっても作品に相応しい漢字があるものです。
しかし”あきら”に関しては特別な存在ということで、お金に関連の無い名前にしたのではないでしょうか。
こうした想像を膨らませる演出は、スタッフの遊び心が入っているのかもしれません。
個々人が好きな漢字を当てはめることで、色々な”あきら”像が生まれますし『億男』より楽しめるかもしれませんね。
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