小説『億男』外国語版の表紙を紹介!中でも1国だけ意外過ぎる!

邦画

小説を元に映画化された『億男』。

累計発行部数は66万部と、出版不況の昨今においてはヒット作といえます。

その人気からか、日本のみならず中国・韓国・台湾でも発売されていました。

 

小説『億男』の表紙といえば、お札をフォークに突き刺し無表情にムシャムシャ食すイラストが印象的です。

日本国内ではこのイラストが一般的に認知されていますが、先程の3カ国ではどのような感じの表紙なのでしょうか。

 

そこで各国の表紙を順番に紹介していきます。

日本版

日本版『億男』はもはや見慣れたことでしょう。

表紙の帯が変化していき、今では『億男』に映画出演している佐藤健さんと高橋一生さんが告知していますね。

中国版

中国版の『億男』です。

中国語で『億男』は”亿男”と書きます。

引用:https://www.amazon.com/

イラストもそのままですね。

ひらがなで「おくおとこ」と書かれているのは、日本の小説であることを告知しているのでしょうか。

韓国版

お次はお隣の国、韓国の『億男』です。

『億男』は억(オク)남(ナム)と書き、意味もそのまま”億”と”男”になります。

こちらも中国語版と同じイラストのようです。

台湾版

さて、最後は台湾版です。

なんとこれまでの『億男』のイメージをガランと覆し、””な表紙になっているんです。

著者・川村元気さんの「世界から猫が消えたなら」を意識しているようにもみえます。

滅茶苦茶かわいいです。

そしてとても癒やされてしまいます。

 

どういった意味が込められているかは断定できませんが、「猫に小判」に反し猫でも思わずお金が欲しくなってしまう感じでしょうか。

『億男』で描かれているお金への執着という点において、こういった視点もアリですね。

まとめ

『億男』の各国語版でお気に入りはありましたか?

特に台湾版があまりにもインパクト大で、こちらが元祖だと思ってしまうほどでしたね。

 

最近ではこういった著名タイトルは、様々な言語に翻訳されることが多くなりました。

見比べたり違いの発見もあったりと、作品を読む以外にも楽しさが発掘されるというものです。

 

惹かれた表紙をきっかけにして、その言語を勉強してみるのもいいかもしれません。

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