映画化されることになった「ヴェノム」。
今やスパイダーマンを超えるのではないかとも言われる程に人気が高まっています。
ヴェノムはそのスパイダーマンのヴィラン(悪役)として度々登場し、互角の戦いを繰り広げてきました。
そんなこともありヴィランとしては、一二を争う程の人気者になったわけです。
今回そんなヴェノムが主役として映画化されることになったわけですが、初登場は一体どのようなものだったのでしょうか。
ヴェノムの初登場は?
ヴェノムが初めて世に出たのは1988年。
アメイジングスパイダーマンと題したコミックに、スパイダーマンとそっくりな容姿で表紙を飾りました。
この時は第300号、創刊25周年ということもあって記念すべき悪役という位置づけです。
スパイダーマンと同じく腕から糸を出すのが持ち味で、今よりも少しおとなしめな印象。
でもページをめくればよだれダラダラとヴェノムらしい勇姿を見せつけてくれます。
この頃はまた歯が尖っていないことに気付かされます。
顔にあまり迫力が無いのは、出来るだけスパイダーマンに近い姿に似せたかったのかもしれません。
ダークヒーロー・デビュー
ヴェノムが初めて登場したのが、1993年に発刊されたリーサルプロテクター(Lethal Protector)1号というコミック。
タイトルに”VENOM”とあるように正真正銘ヴェノムの主役デビュー作です。
初登場から僅か5年目ですから、ダークヒーローとしての人気ぶりが伺えます。
ストーリーとしてはスパイダーマンとの停戦後、舞台をニューヨークからサンフランシスコに移し、巨悪との戦いが始まるという流れ。
コミックではヴェノムが「苦痛か?それとも死か?さあどっちだ?」なんて台詞を叫びながら、チンピラをやっつけています。
映画でもこれに近いシーンが再現されていることから、どんな台詞が聞かれるのか違いを比べてみると面白いかもしれません。
まとめ
ヴェノムの初登場は何処か初々しい。
やはりスパイダーマンに倒されることを前提としているのか、弱々しくもあります。
しかし、逆に考えると普段見ることのないヴェノムを拝める貴重な作品ともいえます。
それはまさにヴェノムにとっての黒歴史な時代だったのかもしれませんね。
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