スパイダーマンといえば、蜘蛛を操るヒーローが主人公の漫画。
そのスパイダーマンが、スパイダーバースとしてアニメ映画化されることになりました。
主要キャラがこんなに出てくるの?と言わんばかりの内容。
その中に家畜系を代表し豚までもが、スパイダースーツに身をまとい登場します。
蜘蛛に豚という、よくわからない組み合わせ。
そこで今回は豚のスパイダーマン、勝手に略して”豚イダーマン”の正体についてご紹介します。
豚は一体何者?
ということで、外見からしてタイムボカンから飛び出してきたかのような豚。
ブヒー!とだけ鳴きそうなものですが、普通に喋ります(話さねぇ豚はただの豚だなんていわせません)。
その正体はピーター・”ポーカー”であり、スパイダー姿はスパイダー・”ハム”と呼ばれています。
ポーカーは豚肉を意味するporkから、ハムは食用のHamからという、パロディキャラとして生まれました。
デビューは意外と古く、1983年発刊の”Marvel Tails #1”という企画コミックからスタート。
表紙キャラは全てしっぽ(Tail)のある動物が共通し、キャプテン・アメリキャット(Captain-Americat)、ハルク・バニー(Hulk-Bunny)、グースライダー(Goose-Rider)。
最大の宿敵、ダックター・ドゥーム(Ducktor-Doom)に挑むというお話。
かつてTIME誌において奇妙なマーベルキャラトップ10にランクインする等、異色作であったことは確かです。
豚が蜘蛛になった訳
ポーカー自体は元々蜘蛛です。
その巣を張っていた場所は地下室で、”メイ・ポーカー”という、豚に擬人化された科学者が実験をしていました。
その取り組んでいた事とは、ヘアードレッシングの機械に原子力のエネルギーを追加し、自らの身体を実験台にするというもの。
ところが突然の機械の不調により、メイは放射線を浴びた状態で蜘蛛を掴み、噛み付いてしまいます。
その瞬間、蜘蛛もメイと同じ様に擬人化された豚へと姿を変えてしまいました。
最初は何が起きたのかわからないポーカーでしたが、自分がスパイダーマンのように俊敏な動作、壁に張り付く能力を持っていることに気がついたのです。
こうして、豚と蜘蛛のハイブリッドヒーロー、スパイダー・ハムが誕生し現在に至ります。
武器は叩き潰す!
スパイダー・ハムの戦い方は、スパイダーマンでお馴染みの手首から糸を出すウェブシューター。
そしてもう一つが脳天めがけてぶっ叩くハンマーです。
このハンマーはマイティ・ソーの主人公・ソー(Thor)から、敵をなぎ倒すためにもらったもの。
ハムのどこかにある別の次元へ繋がっているポケットから、即座に取り出し使うことになっています。
ハンマーを使うスパイダーヒーローは特殊で、彼に与えられた唯一の武器だといえます。
まとめ
スパイダーマンに出てくる珍キャラのピーター・ポーカー。
鼻の先にスパイダーマンのマークがあったりと、結構おちゃめですね。
映画ではからかわれたり、ドジなところもあってメンバーを盛り上げてくれる存在でもあったりします。
憎めないだけに、大いにニヤけながら温かく見守ってあげましょう。
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