この回は2019年10月公開の映画「ジョーカー」のヴィランについて。
バットマンのヴィランはジョーカーですが、その逆だとバットマンが?
なんて普通は思ったりするのではないでしょうか。
しかし、今作はバットマンに出会うまでのお話のため、謎が深まるばかりです。
キャストも合わせてみていきましょう。
バットマンは出てくるのか?
についてですが、その真相は半々といった感じ。
実はバットマン(本名:ブルース・ウェイン)の父であるトーマス・ウェインが登場することになっています。
そしてジョーカーことアーサーフレックはトーマスの隠し子だったのです。
もちろんトーマスの妻であるマーサは母親ではありません。
バットマンについては異母兄弟の関係ということになります。
では、バットマンは全く出てこないのかといえばそうではありません。
実は子供時代の姿で登場します。
こちらがその幼きブルース・ウェイン。
ピエロ姿のアーサーがブルースの顔を引っ張り機嫌を取ろうと試みます。
このようにジョーカーとして悪に染まる過程がメインなので、バットマンとの接点はかなり薄いとみていいでしょう。
でも、バットマンがどういう形であれ出演しているのは嬉しいものですよね。
キャスト
バットマン出演の真意が明らかになったところで、ここではメインキャストをざっと紹介しよう。
♠ジョーカー / アーサー・フレック(演:ホアキン・フェニックス)
「ジョーカー」の主人公。
貧しいながらも母のペニー・フレックを世話しつつ、ピエロの大道芸で生計を立てている。
しかし彼は精神的な持病が影響してか、ある日突然仕事を失ってしまいます。
その後、ウォール街の地下鉄で女性に嫌がらせをする3人の男を突如殺害。
同時に裕福な層に対する、抵抗の感情が湧き始めます。
やがてアーサーはコメディクラブに流れ着き、パフォーマーとして活躍し始めるのですが、
一方で地下鉄の事件について警察による追及の手が伸びることに・・・。
♥ソフィー・デュモンド(演:ザジー・ビーツ)
シングルマザーであり、アーサーに恋心を抱いている。
そんな犯罪の道化師へと変わりゆくアーサーに対し、彼女の果たす役割とは如何に?
ザジー・ビーツは近年の代表作・デッドプール2のドミノ役で出演。
◆マレー・フランクリン(演:ロバート・デ・ニーロ)
人気トークショーの司会者。
マレー役はハリウッド名優、ロバート・デ・ニーロ。
1982年公開「キング・オブ・コメディ」に迫るトーク術を魅せる。
引用:https://revengeofthefans.com/
♣トーマス・ウェイン(演:ブレット・カレン)
ゴッサムシティの市長で街の浄化作戦に力を入れている。
金持ちの声に耳を傾け続け、やがてはアーサーをはじめとした貧困層と対立していくことに。
広義の意味でジョーカーのヴィランといったところでしょうか。
引用:https://cdn-images-1.medium.com/
まとめ
「ジョーカー」はバットマンのスピンオフ作品。
そんな事もあり、バットマンの存在が気になりましたが、やはり出ていました。
それもライバルではなく子供だったとは意外です。
あの顔をいじってじゃれ合う瞬間は、お互いの白歴史といえるかもしれません。
永遠のライバルであり盟友でもある、そんな原点が伺えますね。
コメント