スパイダーバースで唯一の無機物系ヒーロー、SP//dr。
名前らして難解な機械を組み立てるように、どう呼んでいいのやら分かりません。
とはいっても、ボディの色は赤と青だしスパイダーマンと繋がりがあるのは確か。
で、なんとなく”SPIDER”の文字を崩して創られたのは推測がつくところです。
ところで、その色に紛れ込むかのように、あちこちシールが貼られていることに気づきます。
これからSP//drのボディに貼られているシールについてみていきましょう。
SP//drにあるシールとは?
まずはSP//drの立派な勇姿から。
鈍そうなイメージとは対照的にドヤァァ!なポーズをするほどスリムなんです。
よく見ると、SP//drのパーツのあちこちにシールらしきものが貼ってあります。
こちらはそのシール一覧。
イラストからして、もう何が何やらという感じです。
引用:https://payload.cargocollective.com/
実はこれ、SP//drの操縦者であり女子高生のペニー・パーカーがペタペタ貼ったもの。
萌え系もあれば、ヴェノムがデストロイ!!と叫ぶマーベル系もあったりと様々です。
この辺りはプリクラ文化を取り入れているのか、女子高生らしい趣向といえます。
それともう一つ忘れてはならないのが、デカールという名の転写シール。
引用:https://payload.cargocollective.com/
プロトタイプコードとしてSP//drの右胸と左脚にプリントされているので、映画を見た際は注意深く確認してみてほしい。
表情も豊かになった!
原作にはなかった絵文字要素が追加されていたりもします。
引用:https://66.media.tumblr.com/
こちらはSP//drにインプットされた喜怒哀楽の表情パターン。
1段目 | 無表情(初期) | 疑うよ | 悲しい | シラケる | 満足した |
2段目 | 好きだ | ショック | 信じるかよ | 傷ついた | 怖いよー |
3段目 | 怒ったぞ | ふくれっ面 | 幸せ | イライラ | ヒヤヒヤ |
4段目 | 戸惑う | エラー |
このように映画版のSP//drは顔面部分がLED液晶となり、感情を伝える事が可能になりました。
それでは最後にSP//drの内部をみてみましょう。
SP//drの内部
SP//drのコックピットは一人用で、エヴァを彷彿とさせるような操縦席。
引用:https://payload.cargocollective.com/
ペニーはSP//drのコックピットにもシールを貼り、自分の部屋代わりとして使用。
内部空間は快適で、ペニーはよくスナック菓子を持ち込み遊んでいる事が多いです。
まとめ
原作ではガリガリだったSP//dr。
それが映画では形が丸くなり、更にシールや表情といった遊び心たっぷりな要素が追加されました。
おまけ的なロボットかと思いきや、細部まで作り込まれていて、作品に対する強い拘りが感じられます。
カワイイ女子高生とかわいいロボット。
SP//drはブンブンと動き回るし、ペニーとの連携技は必見ですよ!
※ペニーについてはこちらをどうぞ!
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