【スパイダーマン:ファーフロムホーム】ミステリオの正体とは?

洋画

スパイダーマンの新作・ファーフロムホームが夏に公開される。

今回も個性あるヴィランが登場することになっていて、真の敵はミステリオという名のスーパーヴィラン。

 

見た目は顔面がボール状でマントを付けているなんとも怪しい格好です。

一度見たら記憶に残るヴィランなだけに、その正体が気になってしまうもの。

 

謎過ぎる雰囲気に包まれたミステリオとはどんなスーパーヴィランなのでしょうか。

ミステリオとは?

スーパーヴィランとして1963年発刊のアメージングスパイダーマン#13で初デビュー。

”ミステリオ”という名前はミステリアスから派生し、神秘や謎めいた人物という意味合いがあります。

当時の表紙からも物々しさが!

引用:https://i.pinimg.com/

 

本名はクエンティン・ベックで、球体の中にはしっかりと人が入っています。

 

身長約180cm、体重79kg、見た目はまるでミスター・スポックのような男。

正体が分かってしまったせいか、せっかくの神秘さも一気にぶち壊しですが・・。

引用:https://pbs.twimg.com/

 

 

ここからはミステリオの特徴や衣装、能力をみていこう。

 

 

●特徴

ミステリオは超人的な能力を持っていません。

その代わり特殊効果装置やイリュージョンのエキスパート、催眠術師と魔術師、アマチュア化学者、ロボット研究家なのです。

 

だから見上げ入道のように大きく姿を変える幻覚術がお手のもの。

引用:https://pbs.twimg.com/

 

こうした特技に加え、「私のおもてなしがお気に召さないか?」といわんばかりのサイコ的な性格の持ち主。

 

ミステリオはスパイダーマンを倒すために結成された”シニスター・シックス”のメンバーでもあります。

(メンバーは、1.ミステリオ、2.ドクター・オクトパス、3.エレクトロ、4.クレイブン・ザ・ハンター、5.サンドマン、6.ヴァルチャー)

それほど打倒スパイダーマンに向け、日々執念と憎しみを抱いているのです。

 

 

●衣装

金魚鉢のようなヘルメットに紫のマントを身にまとい、辺り一帯はスモークに覆われている等々、見た目だけでも常にミステリアスなヴィラン。

 

ヘルメットは新鮮な空気が供給され続けベックが衰弱するのを防ぐソナーシステムと、

顔の表情や戦術を読まれないよう、外側から中身が一切見えない機能が備わっている。

引用:https://cdn.superaficionados.com/

 

手首に付けている手袋・装具一式からは、スパイダーマンの感覚を鈍らせる幻覚性のガスを放出。

 

ブーツにはジェット噴射装置やスプリングが仕込まれており、遠くまで移動することが可能。

また、ここからもスモークを放出し幻惑で包み込みます。

 

 

マントの特徴としては、固定しているボタンに注目。

引用:https://pbs.twimg.com/

何やらエンブレムらしきデザインが施されていますが、これは”アガモットの目”と称されるものです。

 

マーベルシリーズに登場する架空のお守り的なアイテムで、ミステリオの他にドクター・ストレンジも身に付けている。

このアガモットの目は、仏陀の世界からヒントを得て生まれたようです。

 

 

●能力

ミステリオの能力はなんといっても多彩な幻覚を駆使した戦術にあります。

アニメではいつもヘルメットをピカピカ点滅させ、時には頭を分離し飛ばしていたこともあります。

引用:https://static.comicvine.com/

 

放出したガスの塊をモンスターに擬人化させターゲットを襲う、

ライトニングで感電、複数の火の玉を飛ばしたりと、スパイダーマンを手こずらせました。

 

 

見た目も攻撃もミステリアスに富んだミステリオ。

マーベル界における忍者のような存在なのかもしれません。

 

ここからは映画版のミステリオについて紹介。

 

映画版ミステリオ

ファーフロムホームではミステリオが最大の敵ということになるのですが、

原作とはどういった違いがあるのでしょうか。

 

こちらはその映画版ミステリオ。

演じることになるのは俳優のジェイク・ジレンホール。

クエンティン・ベックらしさも引き継いでいます。

原作にはないプロテクターが装着されているのは、ラスボステイストを演出するためでしょうか。

引用:https://nerdbear.com/

 

 

ヘルメットに関しては撮影において被る事がなかったようです。

CG処理されたものとみてよいでしょう。

引用:https://pbs.twimg.com/

 

 

最後に注目したいのが、両手から放たれるオーラ。

緑色に輝くマジックはアガモットの目を形どっているのか、遊び心が伝わってきますね。

引用:https://pbs.twimg.com/

 

 

ちなみに映画版ミステリオについては、原作通りではないようです。

スパイダーマンを演じるトム・ホランドはインタビューで、「原作のミステリオは確かに悪役だった。でも映画ではチームメイトのようなもので、兄弟のような関係でもある。」と回答。

 

原作とは一味違ったミステリオが見られることになりそうだ。

 

まとめ

ミステリオの全容と映画についてご紹介しました。

 

数あるヴィランの中でもミラーボールのようなヘルメットを被っているのは、ミステリオくらいのものでしょう。

それにいつもスモークを吐き出し、様々なマジックを繰り出すことから、最新映像技術を駆使した今作にマッチングする最適のヴィランだといえます。

 

原作にはない敵として描かれるだけに、どういった役割を果たすのか。

CGと共にスパイダーマンの新たな世界を堪能しよう!

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