まるでヒーロー戦隊のようなスーツに配色派手めなキャプテンマーベル。
衣装は特徴の1つとなっていますが、それは映画になっても忠実に再現されました。
ブリー・ラーソン演じるキャプテンマーベルがお披露目され、ビシッとサマになっていたのはひとまず安心といったところ。
原作コミックでは赤色のスーツでしたが、映画は何故か緑色の時があります。
赤と緑の2種類があるのは一体なぜでしょうか。
どうして緑色になった?
予告編の冒頭では緑色のスーツ姿の集団が映っていました。
※左から – コラス・ザ・パーサー (Korath the Pursuer)、アトラス (Att-Lass)、キャプテンマーベル (Captain Marvel)、ブロン・チャー (Bron-Char)、ドクター・ミネルバ (Doctor Minerva)
これはクリー軍のスターフォース(StarForce)と呼ばれる一員であったことを意味し、軍の色がそうであったことから緑なわけです。
この場面は失踪中のスパイを追っているという任務にあたります。
スターフォースというのは、クリー軍のエリートで編成されたチームで、
この中には初代キャプテンマーベル、Mar-Vell(緑ユニフォーム)の姿も。
※前列左から – コラス・ザ・パーサー (Korath the Pursuer)、アトラス (Att-Lass)、ドクター・ミネルバ (Doctor Minerva)
後列左から – シャッターラックス (Shatterax)、スプリーマー (Supremor)、アルティマス (Ultimus)
先程の映画に登場しているメンバーは、このスターフォースをモデルに作られたといわれています。
原作コミックのスターフォースは悪役集団として扱われていました。
それを映画で緑色のスーツにしたのは、初代を意識してのことなのでしょう。
長年のキャプテンマーベルファンに対する感謝も込めて、こういった演出にしたのかもしれません。
緑色と赤色があるのは?
それでは赤色と緑色があるのは何故なのでしょうか。
はっきりとした事実は発表されていませんが、2代目Mar-Vellの影響があるからといわれています。
俳優ジュード・ロウが、ウォルター・ローソン(Mar-Vell)役で出演。
空軍基地にてキャロルを指導するという役柄です。
キャロルは突然、爆発事故によってスーパーパワーを手に入れることになります。
その能力を上手くコントロールしていく役目を果たすのがウォルターというわけです。
2代目Mar-Vellのシンボルカラーは赤色でした。
キャロルは途中、ウォルターから何らかの強い影響を受けて衣装を赤色に変えたのだと思われます。
まとめ
映画では緑と赤のスーツがわざわざ用意されているのは、こうした練られたストーリーがあってのことでしょう。
スターフォースの一員として活動していく最中、ウォルターと出会います。
その過程で心に変化が生じ、キャロルはまた一歩次のステージへと動きだす。
スーツが2色あるのは、こうしたストーリーを視覚的にわかりやすく伝えるためだったのかもしれません。
コメント