バットマンの永遠のライバル、ジョーカー。
今や悪の主人公としてバットマンの地位を脅かすほどの人気を獲得している。
そのジョーカーは、顔面白塗りで口周りに大きい口紅、派手目のスーツを着た独特のキャラでピエロとそっくりです。
見た目が似ているだけに、ジョーカーとピエロは何が違うのでしょうか。
余談として「ランランル~」の迷言を広めたあのキャラとの関係も取り上げてみました。
ジョーカーとピエロの違い
ジョーカーとピエロ、実は似て非なるものなのです。
それはジョーカーというのは”ジョークを言う者”、ピエロは”コメディアン、または道化師”という明白な違いがあります。
ジョーカーは相手を笑わせる、からかうといった、冗談をいつも言う事が大好きなのです。
実体化したものとして有名なのは、プレイングカードのトランプがあります。
ジョーカーは”最も高いランク”、または”ワイルドカード”といった特別な役割を果たす事が多い。
実際のゲームでジョーカーを引いた、引かれたりと悔しい思いをした事があるかもしれません。
そうした感情を呼び起こすため、ジョーカーが採用されたのでしょうか。
カードゲームでありながらよく考えられていますね。
一方、ピエロは”こぎれい”と”グロテスク”、2種類のタイプに分かれています。
こぎれいの特徴としては、顔に少しのカラーリングを施し、真っ白のコスチュームを着ていること。
そして、知的であり隅々まで洗練されているということです。
グロテスクな方は顔全体を真っ白、口の周りは大きくピンク、若しくは真っ赤な色を施していること。
そのうえ少し大きめで過剰気味な原色の衣装を好むようです。
簡単にまとめるとジョーカーは話芸、ピエロは動きや見た目に拘る違いがあるということです。
ランランル~の彼は?
「ランランル~」の一声と共に、常に笑顔を絶やさず元気でお調子者の彼。
そう、あのマクドナルドの看板キャラ”ドナルド”です。
今やファーストフード界の枠を飛び出し、幅広く絶大な支持を集めるほどになりました。
真っ赤なパーマヘアに真っ白な顔、大きく真っ赤な口紅は彼のチャームポイント。
先ほどのタイプ別に当てはめれば、ドナルドはグロテスク系といったところでしょうか。
ジョークや皮肉をあまり言わず、独特の口調と動きで人を楽しませるのをみれば当然ですよね。
そんなドナルドの持つ存在感と異質性から世界的規模で成功を収めました。
グロテスク系ピエロのアイドルとして、これからもその人気は続いていくことでしょう。
まとめ
ジョーカーとピエロは見た目は同じでも役割が違っていました。
そしてドナルドはピエロに属しますが、ジョーカーとの関係性は無いとみてよさそうです。
今ではジョーカーといえば、カードゲームよりバットマンのスーパーヴィランが思い浮かぶほど知名度が高い気がします。
これもDCコミックスやダークヒーローの人気による影響ではないでしょうか。
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